“変わっても変わらない”巨人・炭谷が子どもたちを笑顔に変える

[ 2019年5月1日 11:45 ]

<巨・D5>試合前、「公益社団法人難病の子どもとその家族へ夢を」の活動で招待した家族と記念撮影する炭谷(前列中央)=撮影・木村 揚輔
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 「チームが変わっても、自分の役目だったり、やることは変わらないです」。移籍会見でこのようなコメントを残す選手は多い。西武から巨人にFA移籍した炭谷は、グラウンド外でも古巣時代と同じことに取り組んでいる。

 4月28日のDeNA戦(東京ドーム)。試合前の炭谷はユニホーム姿で記念写真に収まっていた。15年から始めて来た「難病を患う子どもとその家族の支援活動」。この日は新たな本拠地に、子どもとその家族を招待。試合前には対面を果たした。

 公式戦で炭谷が先発捕手として出場し、チームが勝利すれば1万円。さらに安打を打つごとに1万円を寄付型クラウドファンディングサイト「LIFULLソーシャルファンディング」を通じて、公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」に寄付する。

 面会を終えた炭谷は「球団が変わっても、支援をしたい、力になりたいという気持ちは変わらない。微力ながら頑張ってやっていきたい」と照れくさそうに笑った。シーズン中には同じ活動に取り組む西武時代の同僚・武隈とともに埼玉県内の病院を訪問予定。シーズン終了後には都内の病院を訪問する予定もある。

 炭谷の手には子どもたちからもらったたくさんの手紙や寄せ書きがあった。西武時代にはロッカーに飾り、試合前に眺めて力に変えてきた。今回も「ロッカーに置きます」と見つめた。チーム内では他に選手会長の菅野なども社会貢献活動に取り組んでいる。他球団でもそういった選手は複数いる。

 憧れの炭谷と会った子どもたちやその家族からは笑みがあふれていた。今後も慈善活動の輪が広がることを期待するとともに、グラウンド内だけでなくこういった活動も報道していきたい。
(記者コラム・川手 達矢)

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