阪神・近本 11試合連続安打、球団新人最長王手 全5打席出塁も

[ 2019年5月1日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8-3広島 ( 2019年4月30日    甲子園 )

8回無死一塁、近本は右前打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 甲子園が「庭」と化してきた。2点リードの4回2死二塁、阪神・近本が広島先発・アドゥワの初球スライダーを捉えた一撃は右中間を破る適時三塁打。8回無死一塁からの右前打と合わせ今季、本拠地では出場全9試合で安打を放ち、球場別では27打数14安打の打率・519。近本本人も「えっ、そうなんですか?」と驚くほどに打ちまくっている。

 「聖也(木浪)が打ってくれたので、いいイメージで打席に入れた。打ててよかったです」

 今季3本目となる三塁打で自身の連続試合安打も「11」に伸ばした。球団新人では16年高山らの10試合を抜き単独2位に浮上。01年赤星憲広氏(スポニチ本紙評論家)が記録した12試合にも王手をかけた。

 初回と2、6回はいずれも四球を選び、この日は全5打席で出塁を果たした。矢野監督も「状況に応じた打撃を見せてくれているし簡単に終わらないのも持ち味。本当にチームの一つのピースとしては大きい働きをしてくれている」とルーキーの想像以上の働きに目を細めた。

 いつも以上に結果を出したい思いがあったはずだ。プロ入りに導いてくれた大阪ガス入社時の監督だった竹村誠さん(享年57)が4月28日に死去。この日の試合後には通夜会場を訪れ、今宵の活躍を報告するとともに最後の別れの惜しんだ。

 1日からは「令和」となる。平成6年生まれの虎のリードオフマンは、さまざまな思いを背負いながら「しっかり切り替えて令和でも頑張ります」と新時代での活躍を宣言。今季最多となる4万6543人を集めた本拠地の虎党を、さらに熱狂させるべく、甲子園で暴れ回る。(長谷川 凡記)

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