日本ハム・吉田輝 「令和に達成する」と誓った2つの目標とは…

[ 2019年5月1日 09:00 ]

10代輝く「令和」

直筆の「令和」の習字を同じ秋田出身の菅官房長官のように掲げる吉田輝
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 毛筆で描いた「令和」の文字。日本ハムのドラフト1位・吉田輝は、同じ秋田県出身の菅義偉官房長官をまねたようなポーズで掲げた。

 「こういう(年号が変わる)場にいるのは初めて。良い時代にできれば」

 習字を習ったことはなく、「下手くそ過ぎて練習したい」と苦笑いを浮かべたが、投球同様に、魂を込めて筆を走らせた。

 吉田輝が「令和に達成する」と誓った目標は2つある。

 まずは「世代No・1」の称号だ。昨夏の甲子園では、大阪桐蔭に決勝で敗れた。中日のドラフト1位・根尾、ロッテの1位・藤原をはじめ、18年ドラフトでプロ入りした高卒選手はスター候補がずらりと並ぶ。その中でも「先頭に立ちたいと常に思っている」と力を込める。

 刺激し合える関係を求めている。「何年後かに、平成最後の(夏の)甲子園に出た人たちは、プロで凄く活躍しているって言われる世代になれれば」。その上で実力で同期を上回り、「輝星世代」の形成を目指す考えだ。

 もう一つは「令和のエース」になることだ。「平成のエースと言えば」という質問には「松坂大輔さん」と即答。時代を代表する投手の継承を誓った。具体的な姿も思い描く。

 「沢村賞を獲って、日本代表でエースになりたい」。吉田輝が生まれた01年に、西武時代の松坂も沢村賞を獲得。日本代表としてもWBCで松坂は06、09年と2大会連続MVPに輝いた。憧れの存在を目標に、新時代のエースを目指していく。

 この2つを実現させるための「最初の課題」として、6月7~9日に行われる阪神3連戦で、甲子園凱旋を果たす。昨夏に秋田県勢を103年ぶりの準優勝に導き、「平成最後の怪物」と呼ばれる由縁となった聖地。「“あのときより凄いな”って、見ている人に思ってもらいたい。自信はあります」。平成最後の夏に主役となった右腕は、令和でもその座を譲る気はない。

 ◆吉田 輝星(よしだ・こうせい)2001年(平13)1月12日生まれ、秋田県出身の18歳。金足農では3年夏の甲子園に出場し、準優勝。大会タイの4試合連続2桁奪三振を達成した。

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