史上最年少のプロ囲碁棋士、仲邑菫初段が始球式「楽しかったです。90点」

[ 2019年5月1日 14:16 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2019年5月1日    東京ドーム )

<巨・中4>囲碁の最年少プロ・仲邑菫初段が阿部を相手に始球式(撮影・篠原岳夫)
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 令和初戦となった1日の巨人―中日戦(東京ドーム)の始球式に、4月に史上最年少でプロ囲碁棋士となり、令和時代の飛躍が期待される仲邑菫初段(10)が登板した。

 普段は囲碁を“打つ”のは得意でも、球を投げるのは初めて。巨人ユニホームの背番号は囲碁にちなみ「15 SUMIRE」。ホームから半分ほど近づいた捕手役の巨人・阿部のミットめがけてマウンド上から力一杯投げると、投球はバウンドして阿部の元へ。スタンドは大きな拍手に包まれた。

 登板後、取材に応じた仲邑は「楽しかったです。90点くらい」と自己採点。「(阿部選手は)優しかった。(ユニホームは)飾ります」とはにかみながら話した。

 見守った父の仲邑信也九段は「(始球式のオファーに)本人は喜んでいました。私とは一応少し練習しましたけど…。前に投げられたので良かったんじゃないでしょうか」とホッとしていた。

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