楽天・松井、約4年ぶり先発登板は5回3安打無失点 勝利投手の権利を持って降板

[ 2018年9月27日 20:11 ]

パ・リーグ   楽天―ロッテ ( 2018年9月27日    ZOZOマリン )

<ロ・楽22>力投する先発の松井裕(撮影・森沢裕)
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 楽天の松井裕樹投手(22)は、27日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦で2014年10月5日以来の先発登板で、5回83球を投げて、3安打無失点7奪三振の快投を見せて、勝利投手の権利を持って降板した。

 松井は、初回先頭打者の平沢を左飛で抑えるとその後、岡と中村を連続三振の好スタートを切った。2回も角中から三振を奪うなど三者凡退。3回、先頭打者の清田から三振を奪うが、続く鈴木大地に右中間へ二塁打を打たれて、この試合の初安打を許した。しかし、続く田村から三振奪い、平沢を遊飛でこの回を抑えた。4回は、岡、中村に連続安打を許して、無死一、二塁とされ、続く打者の井上を中飛で抑えるも1死一、三塁とピンチは続いた。しかし、安田を三邪飛に仕留めると、続く角中の打席で一塁走者の中村が盗塁を試みるが失敗に終わり、ピンチを切り抜けた。5回は、清田を二ゴロ、清田、鈴木から連続三振を奪った。

 2回に内田の10号3ラン、3回にウィーラーの13号2ラン本塁打で5―0と大きくリードした6回に辛島にマウンドを譲った。

 22日から10月1日まで10連戦となっており、先発の枚数が不足することから白羽の矢が立ったもの。松井は、2年目の15年から抑えに転向し、16日には史上最年少の22歳10カ月で通算100セーブを達成。先発で勝利投手となれば、2014年9月23日ソフトバンク戦以来4年ぶりとなる。

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2018年9月27日のニュース