ベースボール犬わさび 30日神宮で“引退登板”…野球ファンに笑顔届けた11年

[ 2018年9月27日 13:00 ]

30日のヤクルト―DeNA戦で“引退”するベースボール犬「わさび」
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 秋。球界にとっては別れの季節――。今年も西武・松井や巨人・杉内、中日・浅尾、DeNA・後藤らが現役を引退する。そんな中、柴犬初のベースボール犬として人気を集めた「わさび」も、30日のヤクルト―DeNA戦(神宮)でユニホームを脱ぐことになった。

 3歳でデビューしたわさびは、今年で11年目の大ベテラン。始球式でボールを運ぶのは51試合目で、30日も元気な姿でマウンドへと「登板」する。

 柴犬初のベースボール犬。これまでもロッテや日本ハムなど、数多くの仕事でボールをマウンドへと届け、ファンには笑顔を届けてきた。13年にはオールスター(いわき)の始球式にも登場した。

 「球場が大好きで、ボールが大好きで、あの誇らしげなボール運びの姿は、いつもたくさんの笑顔を届けてくれました」とパートナーの三沢治美さん。「失敗も涙もたくさんありましたが、それ以上に幸せな笑顔や喜びがあり、2人の絆を深く深くすることができました」と、これまでの道のりを振り返った。

 30日はわさびだけでなく、三沢さんも寄り添って一緒にマウンドへと向かう予定。「わさびが一生懸命届けてくれた道のりを、わさびが小さい体で見つめてきたマウンドまでの景色を、最後は2人で歩めたら、と…」。

 ただ、公式戦での登板は引退するが、わさびちゃんは野球が大好き。いつかどこかで、また会える日が来るかもしれない。

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