“Gキラー”DeNAドラ1東 28日巨人戦先発へ 菅野と初投げ合い

[ 2018年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA―阪神(雨天中止) ( 2018年9月26日    甲子園 )

練習に参加する東(撮影・成瀬 徹)
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 雨がDeNAに新たなオプションをもたらした。26日の阪神戦(甲子園)は降雨中止。先発を予定していたチームトップ11勝の東は28日の巨人戦に回ることが濃厚になった。ラミレス監督はドラフト1位左腕に日本語で「この、アメオトコ!」と語り掛けると、不敵な笑みで言った。

 「もちろん、そのオプションは“イエス”だ」。巨人戦で先発する可能性についての質問に対する答え。27日の阪神戦はウィーランドの予告先発が発表され、東はスライドしなかった。

 3位で並ぶ両チームにとって、28日が今季最後の直接対決。当初は平良が先発するとみられていた。クライマックスシリーズ(CS)進出を左右する巨人戦に、デビューから5戦5勝の「Gキラー」の東を投入するプランに切り替えた。

 巨人は先発・菅野の投入が予想されている。東にとっては球界を代表するエースとの初めての投げ合いとなるだけに、モチベーションは高い。「もし(28日に)投げることになれば、相手は菅野さんかもしれない。先に点はやれない。菅野さんに投げ勝つことだけに集中したい」と表情を引き締めた。

 チームは直近10試合で8勝2敗と勢いに乗る。24、25日は2試合で計13人の投手をつぎ込む総力戦で広島に2連勝した。雨天中止がなければ12連戦だっただけに「リリーフ陣も休めるし、決して悪い中止ではない」とラミレス監督。28日も勝って、「恵みの雨」とする。(重光 晋太郎)

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2018年9月27日のニュース