西武・松井 今月に引退決断「とうとうこの時が来た」 涙は「日本一にとっておきたい」

[ 2018年9月27日 12:19 ]

引退会見中に笑顔を見せる松井(撮影・久冨木 修)
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 西武・松井稼頭央外野手(42)が27日、メットライフドームで引退会見を行った。

 ユニホーム姿で壇上に上がった松井は「ここ数年、毎年毎年1年勝負と思ってやってきた。(今月に入って)出場選手登録を抹消になって、自分と向き合う時間ができた。本当に悩んだけど、とうとうこの時が来たな、と決意した」と引退を決断した理由を明かした。

 「振り返ると、25年の長い野球人生は悔しさ、悔いばかり。でも、いい野球人生だったなと思う」。時折笑顔も交え、ファンや家族への感謝の思いを口にした。

 今月25日の楽天戦の試合前には、選手に現役を引退することを伝えたという。涙はなし。「最後にうれし涙としてとっておきたい」と話した松井は「優勝にCS、日本シリーズ、そして日本一を目指して、最後まで全力で全うしたい。僕はまだ、ライオンズで日本一になっていないので」。念願の日本一となって花道を―。松井は強い思いを口にして会見を締めた。

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