広島・松山V試合男じゃ〜!初回「持ってる」適時二塁打

[ 2018年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   広島10―0ヤクルト ( 2018年9月26日    マツダ )

<広・ヤ>初回1死一、二塁、松山は中前に適時二塁打を放つ(投手・ブキャナン)(撮影・大森 寛明)
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 やはり胴上げが懸かった試合では、この男の「パンチ」が欠かせなかった。広島・松山だ。初回に1点先制し、なお1死一、二塁。遊撃手の前でイレギュラーしたゴロが中堅への適時二塁打に。「ラッキーです。持ってるな」と照れ笑いした。

 6回には右中間へ文句なしのタイムリー二塁打。16年の決勝弾、17年の先制打に続き、優勝決定日に打点を挙げた。「チームのために何とか力になりたいと思っている。そういうところで結果が出たのはいいこと」。11年目で初の規定打席まで残り12に迫った。

 開幕直後の不振を乗り越え、5月以降は打率3割台をキープ。6月には国内FA権の取得条件も満たした。右投手の先発時にスタメンが多いが、対戦が少ない左腕にも対戦打率・284と苦にせず、3番・丸、4番・鈴木と中軸を形成。「昔は“相手が左だから”と変えていた。(今は)全て同じ意識で打席に立つことで結果も出てきた」と実感する。

 大舞台に頼もしいアンパンマン。「CS、日本シリーズも、チームの力になれるように頑張りたい」と気を引き締めた。

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