13歳10カ月の西矢椛が日本選手史上最年少金メダル スケボ女子ストリート初代女王 16歳の中山は銅

[ 2021年7月26日 13:30 ]

東京五輪4日目 スケートボード女子ストリート決勝 ( 2021年7月26日    有明アーバンスポーツパーク )

<スケートボード女子ストリート>予選に臨む西矢(左は中山)(撮影・会津 智海)
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 五輪の新種目、スケードボード女子ストリートで、13歳の西矢椛(ムラサキスポーツ)が金メダルを獲得した。

 決勝では、各45秒間を2回滑る「ラン」では、3・02点、2・91点だったが、1カ所を選び大技を繰り出す「ベストトリック」で、3回目に4・15点、4回目に4・66点を出し逆転。5回目も3・43点を出し、合計15・26点だった。

 13歳10カ月のメダル獲得は1992年バルセロナ大会競泳女子200メートル平泳ぎで優勝した岩崎恭子の14歳6日を抜き、日本史上最年少の五輪メダリストとなった。

 また、中山楓奈(16=ムラサキスポーツ)も14・49点で銅メダルを獲得した。西村碧莉(19=木下グループ)は6・92点で8位だった。

 ◇西矢 椛(にしや・もみじ)2007年(平19)8月30日生まれ、大阪府松原市出身の13歳。松原西小―松原中在学中。父と兄の影響で7歳から本格的にスケートボードを始める。19年に世界トッププロが集まるXゲーム米国大会で銀メダル獲得。21年世界選手権は2位。ムラサキスポーツ所属。1メートル55、40キロ。

 ◇中山 楓奈(なかやま・ふうな) 2005年(平成17)6月17日生まれ、富山県出身の16歳。9歳からスケートボードを始める。13歳だった2019年の日本選手権で初優勝。6月の世界選手権は6位。ムラサキスポーツ所属。

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