銅メダルの9頭身美女ビロディド 「メダルの価値を実感」も金メダルへの思い「誰にも奪わせません」

[ 2021年7月26日 19:42 ]

銅メダルを首にかけ、手を振るビロディド(AP)
Photo By AP

 美人柔道家として知られ、24日に東京五輪の柔道女子48キロ級で銅メダルを獲得したダリア・ビロディド(20=ウクライナ)が26日までに自身のインスタグラムを更新。メダル獲得までの道のりを振り返るとともに、改めて続くパリ五輪では金メダル獲得を目指すことを宣言した。

 ビロディドは銅メダルを首にかけた写真をアップ。ロシア語で6歳の時に「オリンピックの金メダルの夢を見ました」と厳しいトレーニングを積み、苦痛にも耐えてきたとすると「これについて誰にも話したことがありません。私の道のりがどれほど困難なものであったかは、身近な人々しか知りません。すべては五輪で金メダルを獲るためでした」と記した。

 続けて「東京オリンピックで銅メダルを獲得しました。準決勝に敗れた後、落ち込んで壊れてしまい、銅メダルを争う気にはなれませんでした」とつづった。だが、「私をやる気にさせたのは、畳に行く前の母の最後の言葉でした」。母の言葉は「私のためにメダルを獲って」だった。ビロディドは、コーチである両親のために戦ったとし、「彼らはこのメダルに値するので、私はそれを彼らに捧げます。ありがとう、愛する人たち!」とそばで常に支え、諦めそうな時に声をかけてくれた2人への感謝をつづった。

 また「今、私はこのメダルの価値を実感しています。私にとって、それは金色に反映されています」と多くの困難と障害を乗り越えて得た結果に満足しているとした。それでも「しかし、私にはまだ夢があり、誰にもそれを奪わせません!」と金メダルを目指して戦い続けることを宣言した。

 さらに続く投稿では首にかけた銅メダルと花を手にしたアップの写真をアップ。ロシア語で、コーチを務める両親やサポートするスタッフや親友への感謝をつづった。また英語でもメッセージをアップ。関係者、スポンサーへの感謝とともに、「オリンピックメダルへの道のりを支えて下さったすべてのファンや人々に感謝します」と記した。

 ビロディドは身長1メートル72のスレンダーな9頭身美人。17歳で臨んだ18年世界選手権で、史上最年少で優勝など、輝かしい経歴をひっさげて挑んだ初の五輪。準決勝で延長の末渡名喜風南(25=パーク24)に敗れた。だが、3位決定戦でリショニー(イスラエル)に一本勝ちし、涙の銅メダル獲得を果たして見せた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月26日のニュース