阿部一二三&詩が兄妹同日V 視聴率21・6%!瞬間最高34・3%は兄の金確定直後 柔道中継

[ 2021年7月26日 09:15 ]

兄妹で金メダルをかじる阿部一二三と詩(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 テレビ朝日が25日に生中継した「東京2020オリンピック 女子52キロ級 男子66キロ級 決勝」(後5・00~7・56)の平均世帯視聴率は21・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。阿部詩(21=日体大)と阿部一二三(23=パーク24)が兄妹同日V。瞬間最高視聴率は午後7時30分の34・3%。兄・一二三が金メダルを確定させた直後だった。

 史上初のきょうだい金メダルの行方が注目されたこの日は、まず妹の詩が「女子52キロ級決勝」に臨んだ。ブシャール(フランス)との決勝では、4分で決着がつかず、延長戦にもつれ込む激戦に。両者決め手を欠いたが、一瞬の隙をついて阿部詩が抑え込みに入り、8分27秒に崩袈裟固で一本勝ち。五輪初出場で金メダルに輝いた。

 続いて兄の一二三が「男子66キロ級決勝」に臨み、マルグベラシビリ(ジョージア)を下して五輪初出場で金メダルに輝いた。世界屈指の担ぎ技を持つ阿部一二三に対して、マルグベラシビリは警戒。だが、1分50秒に隙をついて、大外刈を決めた。これが技ありとなり、最後は優勢勝ちで決めた。

続きを表示

2021年7月26日のニュース