アーチェリー銅 武藤のラスト一射“ど真ん中10点”にネット興奮「メンタル凄い」「インナーテン!」

[ 2021年7月26日 17:40 ]

東京五輪4日目 アーチェリー男子団体3位決定戦 ( 2021年7月26日    夢の島公園アーチェリー場 )

アーチェリー男子団体の3位決定戦で勝利し、喜ぶ武藤弘樹(ロイター)

 アーチェリー男子団体で武藤弘樹(24=トヨタ自動車)、古川高晴(36=近大職)、河田悠希(24=エディオン)の日本が3位決定戦でオランダを下し、銅メダルを獲得した。男子団体では五輪で初めてのメダル獲得となった。

 日本は第1セットを落としたが、第2セットを取り返す。第3セットを落としたが、第4セットを再び取り返して4ー4に。シュートオフにもつれ込んだ戦いを制した。シュートオフでは最後の一射で相手よりも真ん中に近い10点に入れるしかなかったが、武藤が見事、ど真ん中に入れた。

 ネットでは「アーチェリー男子団体しびれた」「相手よりも真ん中に近い10点に入れないといけない場面で、撃ち抜いた!」「凄い凄い!」「どれほどの重圧だったか…」「あそこで決めるメンタル凄い」と称える声や、真ん中10点枠のさらに内側の“インナーテン”に決めたことに「インナーテン!」「最後にインテン!感動した!」と反応する声もあった。

 ◇武藤 弘樹(むとう・ひろき)1997年(平9)6月26日生まれ、愛知県あま市出身の23歳。14年南京ユース五輪6位、15年世界ユース選手権ジュニア男子団体銅メダル。18年ジャカルタ・アジア大会、19年世界選手権出場。慶大卒。所属するトヨタ自動車では「レクサス」のブランドマネジメント部に所属。1メートル75、76キロ。

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