大橋悠依は予選全体3位で決勝進出「最後の100メートルは余力あった」 女子400メートル個人メドレー

[ 2021年7月24日 20:36 ]

東京五輪第2日 競泳女子400メートル個人メドレー予選 ( 2021年7月24日    東京アクアティクスセンター )

<競泳 女子400メートル個人メドレー予選>レースを終えて手を振る大橋悠依(手前)=撮影・小海途 良幹
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 女子400メートル個人メドレーで大橋悠依(25=イトマン東進)が予選2組で4分35秒71で1位となり、全体でも3位で、25日午前の決勝に進出した。谷川亜華葉(18=イトマンSS)は予選3組で77位の4分41秒76で予選落ちした。

 背泳ぎでトップに立つと、平泳ぎで差を広げ、最後の自由形は周りの状況を見ながら、1位を守った。「正直すごい緊張していて、恐怖心もあったけど自分を信じてくれる人も含めて、信じて泳がないとと思って、覚悟も決めてレースをしました」と大橋。「最後の100メートルは余力があった。決勝は明日朝からになるけど、しっかり1発しかないので、体を動かして、納得いくレースをしたい。応援してくださる方に良かったなと思ってもらえるような泳ぎをしたい」と決意を示した。

 大橋は6月下旬のタイムトライアルで低調な記録に終わるなど技術的にも精神的にも不安定な時期が続いたが「コンディション、メンタルも含めて良い状態になってきた」と大会直前に状態は上向いていた。

 大橋にとって初めての五輪。200メートル個人メドレーと2種目に出場するが、まずは1種目目に大きな期待が膨らむ。

 ◇大橋 悠依(おおはし・ゆい)1995年(平7)10月18日生まれ、滋賀県出身の25歳。世界選手権は17年に200メートル個人メドレーで銀メダル、19年は400メートル個人メドレー3位。滋賀・草津東高、東洋大出、イトマン東進。1メートル74、57キロ。

 ◇谷川 亜華葉(たにがわ・あげは)2003年(平15)6月15日生まれ、大阪府出身の18歳。高校1年で臨んだ19年全国高校総体で女子個人メドレー2冠。大阪・四條畷学園高3年、イトマンSS。1メートル59、52キロ。

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