高藤 準々決勝は延長戦での勝利で準決勝進出 金メダルへ向けて発進

[ 2021年7月24日 13:43 ]

東京五輪2日目 柔道男子60キロ級 ( 2021年7月24日    日本武道館 )

<柔道・柔道男子60キロ級>内股で一本勝ちを収める高藤(左)(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 柔道男子60キロ級の高藤直寿(28=パーク24)が、ベルギー選手のヨレ・フェルストラーテンを破り、初戦の2回戦を突破した。日本軽量級としては、2004年アテネ五輪で野村忠宏が金メダルを獲得して以来の頂点を目指す戦いが始まった。

 高藤は序盤から積極的に攻め、相手から指導を2つ奪う展開。組み手争いでも優位に立ち、最後は3分45秒で内股による一本勝ちとなった。

 さらに続く準々決勝では、2019年世界選手権王者のチフビミアニ(ジョージア)を延長戦の末に反則勝ちで下し、準決勝へ進出した。

 5年前のリオ五輪では金メダル確実と言われながら銅メダル。「この5年間は銅メダリストとして生きてきた」と、悔しそうに話していただけに、雪辱を誓った舞台となる。

 ◆高藤 直寿(たかとう・なおひさ) 1993年(平5)5月30日生まれ、栃木県下野市出身の28歳。東海大相模中―東海大相模高―東海大―パーク24。11年世界ジュニア選手権制覇。13年の世界選手権(リオデジャネイロ)で初出場初優勝。16年リオ五輪は銅メダルだった。14年6月に元強化選手の志津香夫人と結婚し、現在2児の父。得意は小内刈り、変形の大腰。左組み。1メートル60

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月24日のニュース