アーチェリー山内&武藤が“下克上”で新種目・混合出場 日本勢メダル1号、夏冬通算500個目メダル期待

[ 2021年7月24日 05:30 ]

東京五輪第1日 アーチェリー予選ラウンド ( 2021年7月23日    東京・夢の島公園アーチェリー場 )

アーチェリー女子予選ラウンドで7位と健闘を見せた山内(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 予選ラウンドが23日、72射、720点満点で争われ、山内梓(あずさ、22=近大職)が665点で女子7位、武藤弘樹(24=トヨタ自動車)が678点で男子5位通過。国ごとの男女予選トップで構成する24日の新種目・混合への出場を決めた。2人の合計1343点は、韓国、米国に次ぐ3番目の得点。今大会の日本勢メダル第1号、日本勢夏冬通算500個目のメダルに期待が懸かる。

 サプライズが起きた。女子は山内、男子は武藤が、3人いる日本勢の中で予選トップの得点をマーク。その結果、若い2人が、24日に決勝まで行われる新種目・混合の出場権をつかんだ。

 女子は早川、男子は古川の「ロンドン五輪メダリスト」が混合ペア有力とみられた。しかし、勝負事は分からない。国内の代表最終選考会を男女それぞれ3番目、“どん尻”で突破した2人が好成績を収めた。武藤は「意外な結果ですよね」と素直に認めた。

 山内は特にサプライズ色が強い。1回ごとに人数が絞られた19年11月から始まった代表選考会で、実施6回のうち、5回がカットライン上だった。付いた愛称は「ギリギリガール」。ただしメンタルは強く、この日もしゃく熱の太陽の下で、持ち味のテンポの速さで次々と的を捉えた。

 初出場ながら「五輪がいざ始まるといろんな人と交流ができて楽しい気持ちが大きい」と、硬さは無縁だった。個人、混合でも活躍が期待される。ギリギリガールがシンデレラガールになる雰囲気が漂ってきた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年7月24日のニュース