柔道金メダルの高藤 “五輪2大会分”の30分5秒を耐え抜いた!「これが僕の柔道です」

[ 2021年7月24日 20:23 ]

東京五輪2日目 柔道男子60キロ級 ( 2021年7月24日    日本武道館 )

<柔道男子60キロ級決勝>金メダルを獲得し抱き合い涙する高藤(右)(撮影・会津 智海)
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 柔道男子60キロ級の高藤直寿(28=パーク24)が、同級決勝で台湾選手の楊勇緯を破り、金メダルを獲得した。軽量級では、2004年アテネ五輪で野村忠宏が金メダルを獲得して以来、日本勢では4大会ぶりの頂点となった。

 苦闘の連続だった。延長戦に突入しなかったのは、初戦の2回戦だけ。残りの3試合は、全て「ゴールデンスコア」と呼ばれる延長戦に突入した。時間制限のない戦いで、相手に「技」を決められれば、その時点で決着がつく。心身ともに疲労する3試合を乗り越えて、高藤は悲願の金メダルをつかんだ。試合時間の合計は、2回戦の3分46秒、準々決勝の7分37秒、準決勝の11分2秒、決勝の7分40秒、全て合わせると30分5秒にも及んだ。全て4分以内で決まっていれば16分。五輪2大会分ともいえる激闘を制した。

 「豪快に勝つことはできなかったけど、これが僕の柔道です。今まで応援してくださってありがとうございます。もっと金メダリストとして自分を磨いていきたいです。ありがとうございます」

 試合直後の優勝インタビューで、高藤は涙と笑顔の混じる表情を見せた。金メダルが決まると、最後は柔道聖地の日本武道館の畳に正座して“感謝”した。

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