風間晋氏 相次ぐ旅客機トラブル、人員不足が原因という意見に「便数など航空会社の判断はどうなのか」

[ 2024年5月24日 11:26 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が24日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。羽田空港で日航機同士が接触するなどトラブルが相次いでいることに言及した。

 23日午前7時半ごろ、羽田空港の駐機場で、出発しようとしていた札幌行き日航503便エアバスA350(乗客乗員計328人)と、駐機しようと入ってきた日航の別の同機種が接触した。それぞれ主翼の先端を損傷し、503便は欠航。けが人はいなかった。日航が詳しい状況や原因を調べている。

 日航では1月2日に起きた海上保安庁機との衝突事故の他、国内外の空港では、管制官と機長らのやりとりを巡るミスが原因のトラブルが相次いでいる。今月10日には福岡空港で羽田行きの便が滑走路手前の停止線を越え、別の航空機が離陸を中止。日航機のパイロットが管制官による停止の指示を正しく復唱せず、管制官もその点を指摘していなかったことが判明した。トラブルが相次いでいることを受け、国土交通省は24日、航空法に基づき日航に臨時の監査に入ると明らかにした。

 風間氏は「今回の場合は、時間の問題と空間の問題と2つあると思う。同じタイミングで2機が動いていたらダメというのが今回違ってたということと、おそらくスポットへの入り方、コース取りみたいなところが果たしてどうだったのかという問題もあると思う」と指摘。そのうえで「今、人の不足ということを皆さん指摘されますけれども、人が不足してたら安全が確保できないんだろうというのがある程度分かるはずなのに、でもそれでも元の通りの便数を飛ばすとか、あるいは元の通りにやってしまっているという、そこに空港の判断とか航空会社の判断というのがあるわけじゃないですか。そこのところはどうなのというポイントもあると思う」と自身の見解を述べた。

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