柴田恭兵「あぶ刑事」25日横浜で始球式 球種宣言「スライダー投げます」舘ひろしの爆笑野球話も明かす

[ 2024年5月24日 20:17 ]

<映画「帰ってきた あぶない刑事」初日舞台あいさつ>笑顔を見せる(左から)ベンガル、浅野温子、舘ひろし、柴田恭兵、仲村トオル(撮影・会津 智海)
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 俳優の舘ひろし(74)と柴田恭兵(72)が主演を務める映画「帰ってきた あぶない刑事」(監督原廣利)が24日、東京・銀座の丸の内TOEIで行われた初日舞台あいさつに出席した。

 1986年10月に第1作のドラマが放送されて以来、型破りな刑事タカ&ユージの活躍を描き、38年続く人気シリーズ。2016年1月公開の映画「さらば あぶない刑事」以来、8年ぶりの最新作の初日となった。

 舞台あいさつ前にスポニチなどの取材に応じた舘と柴田は25日に横浜スタジアムで行われる「横浜-広島戦」で予定されているセレモニアルピッチに登場することについてコメントした。横浜を舞台にする作品での記念の一投となる。舘は「僕が投げるとどこに行くかわからないので僕は投げません。恭サマが投げます」と説明。これを受け、柴田は「スライダーを投げます」と球種宣言。そして「ションベンカーブみたいになったらすみません」と照れ笑いしながら付け加えた。

 柴田は中学時代まで野球部に所属。俳優デビュー後は草野球を趣味とし「撮影の合間に参加できるチームがあればと思って、多いときで8チームに所属していました。今は2チームです」と話した。キレのいいアクションで人気の柴田は「スポーツトレーナーにアスリートの筋肉ですねと言われる」という。キレのいいアクションに定評のある、運動神経抜群の柴田がどんな投球を見せるのか注目だ。

 「あぶない刑事」としては初の始球式。柴田によると、かつて「あぶない刑事チーム」と「プロ野球OBチーム」が草野球をしたことがあり、舘が監督を務めた。この時、9回2死から逆転勝利を収めたが、なぜか監督の舘が「次は俺だ!」をバットを振り続けていたため「勝ったことを説明して分かってもらった」という。このエピソードを聞いていた舘は「分かってなくてすみません」と照れまくった。

 舞台あいさつでは、柴田は壇上でファンへ感謝の言葉を述べた。「先日、横浜でパレードをしました。おかえりなさい、帰ってきてくれてありがとうという声をかけていただき、泣きそうになりました。お礼を言うのは僕たちの方です。本当に感謝しています。40年近く応援していただいたから帰ってくることができました」と目を潤ませ、頭を下げた。

 舘は最強コンビを組んできた柴田「僕たちが出会えたのは奇跡と思っています。本当にありがとう!」。そう語ると柴田にハグ。観客席からは「キャー!」という黄色い声と大拍手が巻き起こった。

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