「虎に翼」優三出征 変顔対決で寅子と別れ…ネット号泣「優しすぎる全肯定」土下座謝罪に“はて?返し”

[ 2024年5月24日 08:15 ]

連続テレビ小説「虎に翼」第40話。佐田優三(仲野太賀)は佐田寅子(伊藤沙莉)に見送られ…(C)NHK
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 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は24日、第40話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第40話は、後輩の小泉由紀子(福室莉音)が佐田寅子(伊藤沙莉)を訪ね、女子部閉鎖を伝える。今年は高等試験も行われないため、寅子たち女性法曹の道は途絶えることに。戦局が厳しくなる中、寅子は佐田優三(仲野太賀)と愛娘・優未(ゆみ)と戦争を乗り越えることを最優先にしようと決心。しかし、その矢先、とうとう優三の元にも召集令状が届く…という展開。

 寅子たちは「登戸火工」の社員寮に引っ越し。寅子が10年以上かけて切り開いてきた女性法曹の道は、完全に途絶えた。

 寅子と優三は河原へ。

 寅子「(いきなり土下座し)ごめんなさい!私のわがままで、私なんかと結婚させてしまって、普通の結婚生活を送らせてあげられなくて、あと高等試験をあきらめずに続けてくださいって、ちゃんと説得しなくてごめんなさい」「私、自分が弁護士として出世したいばかりに、優三さんの優しさにつけ込んで結婚して、でも(弁護士を)すぐ辞めて。優三さんに甘えて子どもつくって。結局優三さんは戦地に行って、大好きな優未とも離ればなれになって。だから、私にできるのは、謝ることぐらいで」

 優三「はて?トラちゃんの“はて”、便利なんだね」「トラちゃんが僕にできることは、謝ることじゃないよ。(寅子の手を取り)トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい。別の仕事を始めてもいい。優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。いや、やっぱり頑張んなくてもいい。トラちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです」

 寅子はお守りを手作り。「虎は千里を往って千里を還る。五黄の寅生まれの私が、力を込めたお守りです」。優三は変顔をして寅子を笑わせようとし「トラちゃんと優未を頼みます。では、行って参ります」。猪爪家の人々に別れを告げた。

 長く続く一本道。寅子は優三を追い掛け“変顔返し”。優三も再び変顔をし、涙がこぼれ落ちるのを必死に堪え「行ってきます」。優三の背中が小さくなっていた。

 「昭和19年(1944年)、この年の冬には、日本本土への爆撃が本格化。日本はいよいよ、窮地に追い込まれていくのでした」(語り・尾野真千子)

 SNS上には「朝から15分、ほぼ泣きっぱなし」「化粧した意味がない」「ほんっとに一握りの男、優三さん」「言葉にならない。優三さんの優しすぎる全肯定」「絶対に生きて帰ってきて…!」「寅子、渾身の変顔に涙」「寅子と優三さんの変顔対決に大泣き」「沙莉ちゃんと太賀の演技力が限界突破」「この劇伴に歌詞があったなんて。しかも英語」「沙莉さんも仲野さんも泣き笑いの演技が凄い。劇伴にも泣かされた」などの声が続出。視聴者の涙を誘った。

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