ひろゆき氏 検察、再び袴田さんに死刑求刑に「検察は無実の人の人生をオモチャにしてもお咎めなし」と投稿

[ 2024年5月24日 09:03 ]

「ひろゆき」こと、西村博之氏
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 実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)が24日までに自身のSNSを更新。1966年に静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務一家4人が殺害された事件で、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)の裁判をやり直す再審公判が22日、静岡地裁(国井恒志裁判長)で行われたことに言及した。

 検察側は確定審と同様に死刑を求刑、弁護側は改めて無罪を主張し結審した。判決は9月26日。袴田さんに代わって出廷した姉ひで子さん(91)は最終意見陳述で「余命いくばくもない人生かと思いますが、巌を人間らしく過ごさせてくださいますようお願い申し上げます」と訴えた。刑事訴訟法は再審開始について「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」があったときと定めており、袴田さんは無罪となる公算が大きい。

 静岡地検の小長光健史次席検事は再審公判後、報道陣の取材に応じ「極めて悪質な事案であることなどを踏まえ、死刑を求刑することとした。被告が有罪であることは十分に立証されていると考えている」と述べた。

 ひろゆき氏は「袴田事件の極刑にこだわった検察『メンツ保持』」と題された記事を引用し、「東京高裁が検察側が挙げた有罪立証の理由の多くを検討した上で『袴田さんを犯人と推認させるものではない』と退けているにも関わらず、死刑を再び求刑する検察幹部。検察は無実の人の人生をオモチャにしてもお咎めなし」と自身の考えをつづった。

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