藤井王将 フィットネスバイクで“備え”「明確な衰えは…」 「王将就位式」の記念品で運動不足解消!!

[ 2024年5月24日 05:00 ]

ファンと記念撮影する藤井聡太王将(中央)(撮影・大城 有生希) 
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 将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で3連覇した藤井聡太王将(21)=全8冠=の就位式が23日、東京都文京区の東京ドームホテルで行われ、藤井王将には贈位状、盾などのほか、記念品としてフィットネスバイクも贈られた。

 約300人が詰めかけた会場内がどっと沸いたのは注目の記念品が明かされた瞬間だった。トレーニングジムでは定番のフィットネスバイク。「そろそろ運動不足解消に取り組まなければと、重い腰を上げました。体力的に明確な衰えは感じていませんが(笑い)、いずれその時期が来るので、備えておかなければ」。主催者から推薦された候補品からランニングマシンとの二択に絞り、敬愛する谷川浩司17世名人(62)も長年愛用していることから決断したという。

 使用方法としては当初「(列車の運転席から撮影した)前面展望の動画をスマホで見ながらこごう」と軽く考えていたが、この日の記者会見で谷川がマシンに乗りながら詰め将棋を解く逸話を振られ「その話を聞くと、やるべきかと」と含み笑いも見せた。

 晴れの就位式を無事終えた藤井王将は現在、名人戦と叡王戦のダブル防衛戦の真っ最中。あす25日には名人戦第5局の開催地・北海道紋別市に飛び、31日にはカド番に追い込まれた叡王戦第4局が千葉県柏市で待っている。王者の宿命でもある多忙の身にもかかわらず「来期の勝利の記念撮影はお手柔らかにお願いします」とユーモアたっぷりに謝辞を締めくくった。

 ≪西山女流3冠とトークショー≫トークショーでは西山朋佳女流3冠(28)も登壇し、藤井と対談した。今期の王将戦で西山が一番印象に残ったという第4局を藤井が自ら解説。西山は「見えない指し回しが多かったので勉強になった。ありがとうございます」と一礼。その後、西山から藤井への質問タイムが行われ、休みの日の過ごし方などのトークに花が咲いた。

 ≪スポニチ社長も祝福≫就位式では、スポーツニッポン新聞社の小菅洋人代表取締役社長が主催者としてあいさつした。「2度目の防衛、王将3連覇おめでとうございます」と祝福。「現在名人戦と叡王戦が対局中。さらなる活躍を祈念いたします」と結んだ。

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