日活ロマンポルノ・スター女優 片桐夕子さん死去 70歳 最後の仕事は「相棒20」小料理屋の女将役

[ 2023年4月14日 04:45 ]

片桐夕子さん
Photo By 共同

 日活ロマンポルノで活躍した女優の片桐夕子(かたぎり・ゆうこ、本名小堺由美子=こさかい・ゆみこ)さんが、昨年10月16日に胆管がんで死去した。70歳。東京都出身。葬儀は近親者で営んだ。

 所属事務所が13日に訃報を伝えた。事務所によると、最近になって家族から「亡くなった」と連絡があったため、このタイミングでの発表となった。最後の仕事は、昨年3月放送のテレビ朝日「相棒 season20」の小料理屋の女将役。撮影時に闘病中だったかどうかは分からないが、事務所関係者は「普段と変わりなく、体調が悪い様子もなかった」と振り返り、突然の訃報を驚いている。

 70年に日活に入社。翌71年から「女高生レポート 夕子の白い胸」など「夕子シリーズ」に主演し、スター女優となった。シリーズがきっかけとなり「夕子」の芸名で活動した。70年代後半からはポルノ以外の作品に進出し、映画「月山」「遠野物語」、NHKのドラマ「夢千代日記」などに出演した。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月14日のニュース