TBS「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」リアルを追求 電車の車両2両制作

[ 2023年4月14日 06:30 ]

TBSドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」。電車の車両をセットで再現
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 俳優の山田裕貴(32)が主演するTBSドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(21日スタート、金曜後10・00)は、電車の1両が荒廃した未来にワープしたことで始まるサバイバルエンターテインメント。偶然乗り合わせた乗客たちがどう生き延びるかを描く。

 リアルさを追求する中で、美術でこだわったのは電車の車両だ。宮崎真佐子プロデューサーは「原寸大の車両を2両作りました」と明かした。車両の内側と外側の撮影用に2両を作り上げた。電車の外観は美術スタッフが精巧に再現。本物の車両と見間違えるほどだ。つくばエクスプレスの協力を得て、内装は本物の電車に使われている椅子などの備品を使っている。

 こだわりは「衣装の汚れ」にも表れる。着替えることがないため、キャストの衣装はほぼ変わらない。宮崎氏は「ずっと同じ衣装なので、シーンが進むごとに少しずつ汚れていく。そこのリアル感にこだわって、キャストのみんなにゴロゴロして汚してもらったりしてます」と明かした。キャスト、スタッフが一丸となって撮影が進められている。

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2023年4月14日のニュース