デザイナーのマリー・クワントさん死去 93歳 世界のミニスカブーム火付け役 ツイッギーさんも悼む

[ 2023年4月14日 12:19 ]

1970年代に撮影されたマリー・クワントさん(AP)
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 イギリスのファッションデザイナー、マリー・クワントさんが死去した。93歳。ブランドの公式ツイッター日本語版が訃報を伝えた。

 ツイッターには「私たちは深い悲しみをもってデイム・マリー・クヮントが他界したことをお伝えします。彼女の遺産は、マリークワントの商品や世界的なファッション界への絶大な貢献として、今後も生き続ける事でしょう。私たちは深い悲しみと追悼の念をご家族と親友に伝えます」と記載された。

 英PA通信によると死去したのは13日。家族によると、自宅で安らかに息を引き取ったという。

 クワントさんは1930年、ロンドン生まれ。1955年にロンドンで若い女性向けのブティックを開業。膝上丈のスカートやカラータイツなど革新的なファッションで若い女性の支持を集め、世界のミニスカートブームの火付け役となった。日本でもファッションのみならずコスメなどが絶大な人気を集めた。

 「ミニスカートの女王」としてミニスカブームをけん引したモデル・ツイッギーさんは自身のインスタグラムで「50年代後半から60年代前半にかけて、若い女の子たちに大きな影響を与えた人物です。彼女はファッションに革命を起こし、素晴らしい女性起業家でした」と追悼した。

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