長嶋一茂 日本のフィギュア国別対抗3位発進に「羽生選手が引っ張ってきて選手層が厚くなった」

[ 2023年4月14日 09:10 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が14日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。フィギュアスケートの世界国別対抗戦第1日は13日、アイスダンス・リズムダンスと男女ショートプログラム(SP)が行われ、3大会ぶり3度目の優勝を目指す日本チームは36ポイントで暫定3位発進となったことについてコメントした。

 先陣を切った“かなだい”こと村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)はダンサブルなラテン曲を踊り、リズムダンス(RD)自己ベストに迫る78・38点をマークして4位。最高のレベル4を獲得した見せ場のツイズルでは大歓声が沸き起こり、リフトや切れのあるステップを見せる度に会場を盛り上げた。男女SPでは日本代表の主将を務める坂本花織(シスメックス)が72・69点をマークして2位。三原舞依(シスメックス)は66・85点で5位だった。男子では友野が7位、佐藤が11位だった。

 一茂は、日本チームについて「日本勢は、羽生選手が引退された後もまだまだ層が厚くて」と言い、「つまり羽生選手が引っ張ってきたという部分もあって若手が育って選手層が厚くなった」と分析。「いまだにアイスリンクとかも含めてまだまだ足りない部分はあるし、その中で日本勢が頑張っているというのが凄くある」と話した。そして、男子で五輪2連覇しプロとして活動する羽生結弦さんの存在に言及。「ちゃんと育ってきているところが、いい道を切り開いたなあと、あらためて羽生選手の偉大さが分かる」と自身の考えを話した。

 2年に1度開催される世界国別対抗戦は6チームで競う。男女各2選手、ペアとアイスダンスはそれぞれ1組で構成し、各種目のSP、フリーで、ポイント(男女は1位12点…12位1点、ペアとアイスダンスは1位12点…6位7点)を獲得。合計得点での順位は換算されない。得点は国際スケート連盟公認記録。12、17年と2度優勝した日本は前回21年は3位だった。

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2023年4月14日のニュース