市原隼人 壮絶な20代「眠れなくなったり、嘔吐したり」救われた大切な存在 告白に「涙止まらない」の声

[ 2023年4月14日 15:48 ]

長渕剛インスタグラム(@tsuyoshi_nagabuchi)から

 俳優の市原隼人(36)が14日、自身のインスタグラムを更新。歌手の長渕剛(66)への思いをつづった。

 カメラが趣味の市原は以前から長渕の専属カメラマンを務め、自身が撮影したライブでのショットなどをインスタグラムに投稿している。長渕との親交について「いつからか、剛さんにトレーニングをご指導いただきき、トレーニングが終わったら食事をしながら色んな話をするようになった」という。

 「僕は20代前半は撮影前にプレッシャーで、眠れなくなったり、涙が止まらず部屋の隅で膝を抱えていたり、嘔吐したりしていました。…その度に1人でひたすらに走ったりトレーニングしたりして、自分の精神面と向き合ってきた。代わりのいない役者という職業と感情を商売道具にする事を自分の中で消化しきれず、大切な事から逃げようとする弱い人間でした。恥ずかしながら今でも大半はかわりません。自分が演じさせていただける事や、作品と向き合う居場所を下さった応援して下さる方々に支えられ自分なりに必死に役者という職業と向きあっています。そして、全ての事に感謝し、恩返しする様な想いで1つ1つの現場を紡いでいます」と率直な心境を吐露。

 「作品に向かう中で悔しくて悔しくて、悔し涙が止まらない時も、迷わず剛さんに連絡し吐露した事がありました。その時も全てを受け止め背中を押し、周りを優しく包み込む事の大切さを忘れさせずにいさせて下さいました。今でも本当の優しさや強さというものは分かりません。その中でも自分を支えて下さる方へ愛情を持つ事の大切さを忘れさせずに居させてくれます。本当に感謝しきれない想いで溢れています…。去年の剛さんのツアーでは写真家として同行し、会場入りから楽屋で1人己と向き合う姿まで誰よりも近い場所で撮影し続け、ライブが終わったら共に温泉に入ったり食事をしながら、たわいも無い事や涙が出るほどの笑い話に花を咲かせてきました。侘び寂びを感じられる唯一無二の人間臭い素敵な存在で、自分にとってかけがえの無い大切な存在です」と敬意をしたためた。

 「刹那の瞬間に自分の全てを込めた写真をあと何枚撮れるだろうか、一生忘れない様な出来事を、あと何度創り出していけるだろうか…またまだこれからだ」と自らを鼓舞した。

 フォロワーからは「この文章を読んで涙が止まりません」「素晴らしい絆」「お互いが相手の事を想い合って素敵な関係ですね」「信頼出来る剛さんと巡り合えて良かったですね」「共感するとともに涙が溢れました。侘び寂びの感じられる唯一無二の存在に一生の間に出逢えるなんて本当に幸せなのですね」などと続々とコメントが寄せられた。

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