高嶋ちさ子 活動25周年で「生まれてから1回も腹が立ったことがない」ピアニストの存在

[ 2023年4月14日 20:23 ]

高嶋ちさ子
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 バイオリニストの高嶋ちさ子(54)が、14日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日!」(金曜後6・50)に出演し、自身と正反対ながら最高の相棒について語った。

 出演者たちが相棒についてトーク。高嶋は「誰とでも、仕事をするとケンカとかするタイプなんだけど、唯一、25年間ずっと一緒にやっているピアニストで、ケンカをしたことがない人がいて」と、作曲家でピアニスト加羽沢美濃の名を挙げた。「その人に対しては、生まれてから1回も腹が立ったことがない」とも明かした。

 高嶋は加羽沢を「すごいポジティブな考えの持ち主」と説明した。かつては2000人のホールに60人ほどしか入らなかったこともザラだったという2人。「私はネガティブなタイプだから、“今日でやめよう?”っていつも言う。だけど彼女は、“え?そんなに客席、人いなかった?”とか、そういうタイプ。ちょっと天然なところもあって」と紹介した。

 ピアノの技術はもちろん折り紙付きで、「楽譜を見ないで何でも弾けちゃう」という。「そういう人だから、楽譜も新幹線の中に置いてきちゃう」。おっちょこちょいな部分もあるが、「“ない”って言うと私が慌てちゃうから、あるフリをして、全然違う楽譜を見て弾いてたり。できちゃう」と驚かせた。

 そんな時の演奏は、若干アドリブが入るそうで、高嶋はそこで「あ?忘れたんだな。適当に前奏を弾いてるな」と気づくという。そんな演奏ぶりにも「全然(イラっと)しない」といい、「結果、そっちの方が良かったりすることがあるし、お客さんも“新鮮ですね。いつも”という感じだから」と、ファンからも好評だと明かした。

 今年でユニット結成25周年。ツアーも計画しているというが、「私は売れなかった時代をいつでもトラウマのように覚えていて、チケットの発売日になると何枚売れているかをマネジャーさんに聞くんですよ」と不安もあるという。このツアーでも、今月30日の松戸公演が「40%くらいしか売れてなくて」と悲鳴を上げつつ、「松戸の皆さ~ん!お願いしますよ!」と、変顔を見せてPRしていた。

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2023年4月14日のニュース