有働由美子「おおん…が尽きません」 7回完全で降板の阪神・村上に複雑な思い

[ 2023年4月14日 16:29 ]

有働由美子アナウンサー
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 フリーアナウンサー有働由美子(53)が14日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演し、阪神・村上頌樹投手(24)が12日の巨人戦で7回完全の快投を見せたことと、岡田彰布監督の采配について自身の思いを語った。

 大の阪神ファンでもある有働アナは、試合をテレビで初回から見ており、村上のスキのない投球に衝撃を受けたという。「ナイスピッチングで、ストレートは走っているし、巨人の並み居るバッターがバンバン空振りして、三振を取っていって。これ、久しぶりに来たな!パーフェクトピッチングって」。有働アナは村上について「2軍ではいい成績を収めていたんだけど、1軍でローテーションを組めるかなというのが試合前(の評価)」だったというが、「初回から入ってきたら、あれ?あれれれれ?おやややや?」と、その快投ぶりに舌を巻いたという。

 パーフェクトを続けていた村上だったが、岡田監督は7回で降板させ、快挙は幻と消えた。試合はその後、2番手の石井が岡本和に同点ソロを献上し、村上の勝利投手の権利が消滅。それでも試合は2―1で勝った。有働アナも「見ていたところ、ちょっと(タイミングが)合ってきて、三振というよりバットに当たってきたなと思いました」と、村上の疲れも感じたという。それでも、「7回までパーフェクトピッチングで、ピッチャーの人生で何度もあることじゃないので、ファンとしては8回まで生かして、ああ難しいなと思ったら代えるということかなと思ったんですけど。おおん…が尽きませんけど」と、もどかしさを口にした。

 阪神で完全試合を達成した投手は、これまでいない。有働アナは「伝説、必要じゃないですか?大スターになるためには」とも話していた。

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2023年4月14日のニュース