青木理氏 五輪汚職事件に「恥の祭典というか腐敗の祭典」「札幌五輪を2030年に招致すること以前に…」

[ 2023年2月12日 10:25 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 ジャーナリストの青木理氏が12日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピックの事業を巡る談合事件について言及した。

 東京五輪・パラリンピックの事業を巡り談合したとして東京地検特捜部が、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで大会組織委員会の大会運営局元次長(55)ら4人を逮捕。容疑にはテスト大会の計画立案業務の入札に加え、その後の本大会運営など計約400億円の随意契約分も含めた。特捜部は広告最大手電通を中心に巨額の利益を分け合ったとみて捜査する。

 青木氏は「恥の祭典というか、腐敗の祭典ということになっちゃった」と感想。「五輪というものの在りようってものを根本的に考える、つまり札幌五輪を2030年に招致すること以前に、五輪の在りようってものを根本的に考えないと、五輪っていうスポーツの祭典そのものが持続困難になってくるんじゃないかって言うような気が僕はしてます」と自身の考えを述べた。

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2023年2月11日のニュース