レスリング・金城梨紗子 ママでも五輪金へ!育児と競技を両立する日々に密着

[ 2023年2月11日 10:00 ]

11日放送のTBS「バース・デイ」はレスリングで前人未到のママで五輪金メダルを目指す金城梨紗子の育児と競技を両立する日々に密着した(C)TBS
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 11日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は、レスリングで五輪2連覇中の金城(旧姓・川井)梨紗子(サントリービバレッジソリューション)に密着し、育児と競技を両立する目まぐるしい日々に迫った。

 レスリングで「川井」として五輪2連覇を果たし、五輪後に元レスリング選手の金城希龍さんと結婚して「金城」となった。昨年5月に出産し、生後8カ月の女の子を育てるママに。出産当初は現役を引退するつもりだった。

 だが「レスリングがない生活が考えられなくて」と、競技復帰し、現役続行の道を選んだ。レスリング界では、ママとなり五輪に出場した選手は誰もいない。前人未到の挑戦で目指すは来年のパリ五輪で3連覇だ。

 現在の生活は朝8時に子供を託児所に預け、2時間のトレーニング。練習後には家事をこなし、午後4時30分に子供を迎えに行く。帰宅後、子供を寝かしつけて、夕食の準備。夕食後、家族団らんの時間かと思いきや、ここから夜の練習を行うなど、育児と競技の両立と目まぐるしい日々を送る。

 結婚、出産で生活が一変した中で想像以上に変わったのが自身の体だった。産後初めての練習で「前転後転ができなくて。何にも考えずにできたのが、後転できなくて。ブリッジできなくて。これ戻れんのかなって」と、東京五輪での状態と比べて半分以下まで落ちてしまったと実感した。

 それでもパリ五輪への第一歩として全日本選手権への出場を決めた。育児との両立で練習を積み重ね、産後7カ月でどこまで体の状態は戻ったのか。家族も応援に駆け付ける中、全日本選手権に挑んだ結果はいかに。

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