井上尚弥 長嶋一茂と交わした“男の約束”とは…試合前のイメトレでは「対戦相手を過大評価する」

[ 2023年2月11日 22:45 ]

井上尚弥
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 プロボクシング前4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が11日放送のTBS「炎の体育会TV」(土曜後6・51)にVTR出演。極真空手の「国際親善空手道選手権大会」に出場した元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)と交わした“男の約束”を明かした。

 昨年に日本人初となるボクシング世界4団体統一王者に輝いた井上は、空手の世界大会に出場する長嶋一茂の“応援ゲスト”としてVTR出演。今回番組からのオファーを受けた理由について「(一茂さんとは)たまたまLINEを交換する機会があって、ボクシングのことだったり趣味の時計のことだったり、色々と話す機会があったので是非ということで」とコメント。

 試合前のイメージトレーニングを聞かれると「対戦相手を過大評価して試合前の準備をするっていうのはやってます。いざ向き合った時に相手のレベルっていうのが低く感じられるんですよ。気持ち的にやりやすくなる」と“戦いの極意”を伝授。プレッシャーに打ち勝つ方法としては「その挑戦を楽しむことがプレッシャーから解放されることなのかなと思います」とアドバイスした。

 続けて「以前お会いした時、試合が終わったら“是非ご一緒に”と、ある約束をしたので。一茂さん、世界大会で良い結果を出して、試合後の“お約束”をお互い楽しめるように是非がんばってもらいたい」とエールを送った。

 その大事な約束については「一緒に趣味である時計を見に行きましょうと」と回答。それは優勝できたらなのか?と尋ねられると「いや、じゃあ優勝出来なかったら1本買ってもらおうかな」と笑顔でハッパをかけた。

 “全日本王者”北村伸宏との準決勝を控え、この言葉を聞いた長嶋は「ありがとうございます。いやーまさかの井上選手。ビックリだよ負けれないじゃん」とコメント。井上からの助言を受け「じゃぁ今から(相手を)3メートルのヒグマだと思います」と語り試合に臨むと、再延長戦にまでもつれた激闘を制し決勝に進出。決勝では0―3判定で敗れ準優勝に終わったものの、優勝候補を撃破する快進撃にスタジオは沸いた。

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