天龍源一郎氏 敗血症性ショックのため緊急手術 現在は意識もあり、集中治療室で経過観察

[ 2023年2月11日 18:13 ]

天龍源一郎氏
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 元プロレスラーの天龍源一郎氏(73)が敗血症性ショックのため緊急手術を受けたことが分かった。天龍プロジェクトが11日に発表した。

 天龍氏は昨年9月、広範囲にわたる頸髄(けいずい)損傷で入院し手術を受けた。その後リハビリを続けていたが、数日前から発熱や血圧の低下の症状が見られ、検査の結果、緊急性の高い状態であると判明したため治療可能な病院に緊急搬送され、緊急手術を受けたという。手術は無事に終わり、現在は意識もあり、集中治療室で経過を見ているという。

 天龍氏の娘でプロレス団体「天龍プロジェクト」代表の嶋田紋奈さん名で記された「天龍源一郎についてのお知らせ」で報告されたもので、入院後初めて公での出演となる予定だった今月19日開催の日本プロレス殿堂会主催のイベントの出演は「本人も参加を楽しみにして」いたというが、見送ることになった。同イベントに関しての対応は週明けに殿堂会から報告するとし、今後の活動についても改めて報告するという。

 また、「このような状況となりショックを受けておりますが、救われた命への感謝と、再び皆さまの前に立つことを目標にしておりますので、引き続きのご心配、ご迷惑をおかけいたしますが何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます」と記している。

 天龍氏は昨年9月に広範囲にわたる頸髄(けいずい)損傷で入院し、同14日に手術を受けた。長年の現役生活で負った肉体へのダメージによるもので、医師からは「神経の圧迫状況から考えうる事態として、突然死のリスクが非常に高い状態」と診断されたと明かしていた。

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2023年2月11日のニュース