福原遥 「舞いあがれ!」撮了に思い「出演者やスタッフの皆さんと出会えたことは一生の宝もの」

[ 2023年2月11日 16:18 ]

ヒロインを務めた連続テレビ小説「舞いあがれ!」のクランクアップを迎え、花束を受け取る福原遥(C)NHK
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 女優の福原遥(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の全撮影が10日に終了し、クランクアップを迎えた。11日、同局から発表された。福原は昨年4月8日のクランクインから約10カ月にわたり、長丁場を無事完走した。本編最終回(第126話)は3月31日。

 朝ドラ通算107作目。同局ドラマ「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子氏が朝ドラ脚本に初挑戦するオリジナル作品。タイトルには舞がどんな向かい風も全身で受け止め、さらに高く舞い上がるイメージが込められている。1990年代から現在、ものづくりの町として知られる東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、ヒロインの舞がパイロットを目指し、飛行機づくりと空を飛ぶ夢に向かう中で味わう挫折と再生を描く。脚本は嶋田うれ葉氏、佃良太氏の3人体制。

 ドラマ自体は昨年3月にクランクイン。福原は同局を通じて「皆さんがすごく支えてくださったおかげでクランクアップできたことに感謝しています。私自身、中学生のときに朝ドラを見てすごく励まされていたので、いつか自分もこの朝ドラという場所でたくさんの人に元気や勇気を届けられる存在になれたらいいなと思いながら仕事をしてきました」と振り返った。

 「ばんばが言っていた『どがん向かい風にも負けんとたくま
しく生きるとぞ』のように、どんなにつらくても前を向いて進んでいったらその先に明るい未来が待っている、夢を持ったら、あきらめなければいつかその夢はいろんな方向であってもかなうというメッセージがたくさんの方に届いたらいいなと思って演じてきました」と、作品への思いをコメントした。

 福原は「『舞いあがれ!』で出演者やスタッフの皆さんと出会えたことは一生の宝ものです。ここで学んだことや出会いを大切にして、これからもそれを胸に生きていきたいと思います」としている。

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2023年2月11日のニュース