【王将戦第4局1日目】対局開始 藤井王将得意戦法に羽生九段が飛び込む形に

[ 2023年2月9日 09:21 ]

<第72期王将戦第4局・第1日>初手を指す羽生九段(左は藤井王将)
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 将棋の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=に羽生善治九段(52)が挑戦する第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第4局が9日午前9時、東京都立川市の「SORANO HOTEL」で始まった。

 今局の先手番は羽生。一度深くうなずき、ゆったりとした手つきで▲2六歩と着手。続く藤井は手始めにお茶を一口。ハンカチで手を拭き、△8四歩と指した。その後互いに飛車先を突き合い、5手目に羽生は▲7六歩。藤井の得意戦法である角換わりに、羽生が飛び込む形となった。

 午前8時48分、先に対局場に到着したのは羽生。続いて49分に藤井が現れた。藤井は群青色、羽生は淡い水色の羽織を着用。50分から駒を並べ、それぞれ対局の準備を整えていた。

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