TOKYO MX、ドラマ「GODドクターNEOX」打ち切り 新型コロナ巡る内容が物議

[ 2023年2月9日 12:44 ]

TOKYO MX
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 TOKYO MXは9日、今季放送中の連続ドラマ「GODドクターNEOX」の打ち切りを発表した。公式サイトで伝えた。

 同作は、株式会社ゴッドワールドエンターテインメントが製作する医療ギャグドラマ。昨年チバテレで放送された「GODドクター」シリーズを再編。新たなキャストを迎え、新番組として放送している。

 ウイルスの流行に合わせて、このウイルスを世界中に蔓延させたとされる秘密結社の存在が浮き彫りになり、そのウイルスを撲滅させるためのワクチンが開発されていく過程で、その裏に隠されている「恐るべき陰謀」を医師の立場から次々と暴いていくGODドクターが主人公のストーリー。昨年チバテレで放送された「GODドクター」シリーズとして、新たなキャストを迎えて新番組として放送している。毎週水曜深夜放送で、現在は第4話まで放送され、8日深夜に第5話が放送予定だった。

 このドラマは、世界の現実と非現実を交差させた「パロディーフィクション」としているが、「DSが仕掛けた人口削減計画を見抜け!」「洗脳装置テレビと危険なワクチン」などと新型コロナウイルスワクチンへの不安を煽るような描写があり、物議をかもしていた。

 この日、公式サイトで「GODドクターNEOX 5話以降の放送について」のお知らせを掲載し「この度、TOKYO MX1での放送及びエムキャスでの見逃し配信が打ち切りとなってしまった事をご報告させて頂きます」と発表。「放送打ち切りの理由に関しましては、来週、TOKYO MX及び代理店、弊社の3社で話し合いを行い、その結果をご報告させて頂きますので、それまでお持ち頂きますよう、よろしくお願い申し上げます」とし、「放送を楽しみにしてくださっていた視聴者の皆様には深くお詫び申し上げます」と視聴者へ謝罪した。

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2023年2月9日のニュース