日本テレビ「ブラッシュアップライフ」たまごっち、mixi…30代に刺さる“エモすぎ”演出

日本テレビドラマ「ブラッシュアップライフ」。シール交換をする小学生時代の主人公たち
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　安藤サクラ（36）主演の日本テレビドラマ「ブラッシュアップライフ」（日曜後10・30）が“エモい”と話題になっている。主人公がひょんなことから人生をゼロからやり直す物語。たまごっちやmixiなど、作中に出てくるアイテムの数々に、同世代の視聴者から「懐かしい」の声が続出している。

　主人公は33歳の設定。33歳女性の人生をリアルに描くため、同世代の50人ほどに対し、学生時代に何がはやっていたかをアンケートしたという。

　第2話では小学生の主人公が友人とシール交換をする場面がある。ここでは小田玲奈プロデューサーの要望で2000年前後に流行したシール帳をアップで撮影。小田さんは「これでご飯食べられる（満足する）人がいると思った」と狙いを明かした。その読みは的中し、SNSでは「エモすぎて泣きそう」という声さえ上がった。

　「ラウンドワン」や「天才・たけしの元気が出るテレビ！！」など、実際に存在する施設名や番組名も登場。小田さんは「その方が私たちと地続きの話だと感じられる」とこだわりを語った。一方で「許可を取るのが本当に大変だった」と吐露。こうした苦労が作品のエモさにつながっている。