ウエストランド 「M-1」優勝の裏にあった松本人志の“後押し”2つのターニングポイント

[ 2023年2月9日 17:51 ]

M―1王者となったウエストランドの井口浩之(左)と河本太
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 お笑いコンビ「ウエストランド」が、7日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)に出演。昨年の「M-1」優勝に至ったダウンタウン・松本人志との2つのターニングポイントについて明かした。

 一つ目の転機は2020年。コロナ禍に苦しみながらも新ネタを積極的につくるスタイルで成長し、「M-1」決勝に初進出。9位に終わったものの、その場での松本の言葉が自信になった。それは「もっと刺してほしかった」というもの。毒舌スタイルを否定されたわけではなく、井口は「すごい嬉しかった。この方向性でもっと研ぎ澄ませていけばいいと思えた。救われました」と、毒舌を伸ばしていくことに注力できたという。

 さらに「もう一つポイントがあった」と井口が語ったのが、その後のあるテレビ番組でのこと。少しずつ露出が増えてきたが、「どれぐらい知られているのかな」とウエストランドの認知度をはかりかねていた際のことだった。自分が出演した番組を見ていた際、「松本さんがワイプで“こいつ文句多いからな”って言ってくださったんです。あっ、そういう(文句が多い)感じで知ってくれているんだ、と。じゃあ、決勝でやっても伝わるだろうな。結構、そこを省けた。文句言いますよ、の部分」と、自信を持てたのが大きなきっかけだったと回想した。

 これにはアンタッチャブル・山崎が「そうか、ある程度、文句の多いヤツが来たという準備がね」と話すと、相方の柴田も「文句の下積みがあったんだ」と納得。悪口=芸として浸透した部分が勝因となったことで、山崎は「初年度(2020年)はお客さんもビックリしたのかな。随分、小さい子が悪口言うな、みたいな」と笑っていた。

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2023年2月9日のニュース