舟木一夫 芸能生活60周年公演は「全部で320~330曲歌います。最強のコンサート」

[ 2022年12月9日 16:41 ]

60周年記念ロングコンサートの記者会見を開く舟木一夫(東京・中央区の新橋演舞場で)
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 歌手の舟木一夫(77)が9日、芸能生活60周年記念「舟木一夫 ロングコンサート in 新橋演舞場」(12月10日~21日)の開催を前に、同所で取材に応じた。1963年に「高校三年生」でデビューし、今年60周年。「好きな歌を歌っていたら、あっという間に60年経ってしまった。幸せですよね」と笑顔を見せた。

 節目の年として1月から東京・国際フォーラムで開催したスペシャルコンサートを皮切りに、これまで27カ所30公演のツアーを展開。メモリアルイヤーを締めくくるため、あす10日から10日間のコンサートを開催する。3日間ごとに曲目を変え、披露するプログラムは全4パターン。「あえて自分に負荷をかけ、全部で320~330曲を歌います。これができれば80歳でも現役が見えると思いますし、最強のコンサートになると感じます」と語った。

 舟木は、橋幸夫(79)、西郷輝彦さん(享年75)とともに昭和歌謡の「御三家」と呼ばれた。しかし西郷さんは今年2月に他界し、橋は来年80歳を迎えるタイミングで引退を表明している。舟木は「今年は輝さんが旅だったというのがきつかったし、橋さんはそういう道を選んだ。僕だけが残ってしまったけど、やるしかないですよね」と歌い続ける決意を口にした。

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2022年12月9日のニュース