テレ東「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」 「ほとんどアドリブ」リアルさにキュン

[ 2022年12月9日 05:05 ]

キスシーンに台本はなくアドリブで演じている
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 キスシーンだけを放送しているテレビ東京のドラマ「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」(水曜深夜1・00)が話題になっている。

 毎週2本立てで全20パターンのキスシーンを描き、10~30代の女性を中心に「キュンキュンする」「憧れる」などと評判だ。視聴者の心をつかむキスシーンはどのようにして作られるのか。

 「ほとんど出演者の皆さんのアドリブです」と正井彩夏プロデューサーは明かす。キスの仕方に対して監督の指示はなく、台本にもキスをするタイミング以外は何も書かれていない。さらに3分から6分、長いときで12分間、カットがかかるまでカメラを回し続けるという。出演者はお互い役になりきって演じ「2人だけの世界」を切り取ってドラマにしている。出演者は「やりきった。達成感と疲労感が半端ない」とキスシーンに全力を注ぐ。同じものは二度と再現できない、そのリアルさが憧れや共感を生み出す秘訣だった。

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