「BIGBANG」T.O.P、前澤氏と月へ リスクもある中「不安はない」 世界的に有名な8人紹介

[ 2022年12月9日 10:04 ]

前澤友作氏公式インスタグラム(@yusaku2020)から
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 衣料品通販大手「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏(47)が9日、自身のツイッターを更新。宇宙に関する重大発表の予告通り、民間人初となる月周回プロジェクト「dearMoon PROJECT」にともに参加するクルー8人とバックアップメンバー2人を発表した。

 全世界から応募があった約100万人の中から選ばれた10人には、韓国の人気グループ「BIGBANG」のメンバーでラッパーのT.O.P(35)が名を連ねた。「韓国のアーティストとして、dearMoonが世界をインスパイアし、人々に希望を与えられるよう願っています。夢を持つ全ての人々に、不可能なんてないと感じてほしいのです」とコメントした。

 T.O.Pについて、前澤氏は「実は僕の友人でもありまして」と紹介。「韓国で有名ですし、世界的にも活躍されてる方ですけれども、実は、ずっと昔から宇宙に憧れを。抱いてたということです」とT.O.Pの思いを紹介し「これだけ有名で活躍しているロックスターですので、いろいろリスクもある中、不安はないの?って聞くといつも笑顔で“全くないです!”と。“宇宙行くのは僕の小さい頃からの夢だったんです”と、いつも熱い言葉を語ってくれます。そんなT.O.Pに、非常に期待しています」と語った。

 クルーはT.O.Pを含めて計8人。米国からは、前澤氏と同い年で「すぐにお友達になれた」という、DJで音楽プロデューサーのスティーヴ・アオキ氏や、同国で最も有名な“宇宙系YouTuber”のティム・ドッドが選抜された。前澤氏はティム・ドッドに対し「dearMoonの広報的、実況中継のアナウンサーのような活躍をしていただけることを期待してる」と語った。

 チェコ出身の振付師イェミ・A・D氏については「ナイジェリアなんかの血も入っている、非常にグローバルな方で、数々な世界的な舞台を手掛けている」と紹介。アイルランド出身の写真家リアノン・アダム氏については「彼女はポロライドカメラで写真を撮る。ノスタルジーで、なんかいいんですよね、ポラロイドカメラって。宇宙行くと普通はこうハイスペックなカメラで奇麗に撮ろうとしますけれども、リアノンが宇宙をとったらどうなるのかというのを楽しみにしてます」と期待を寄せた。

 同じく写真家の、英国出身のカリム・イリヤ氏については「冒険心あふれるチャレンジャーな方」と紹介し、同じく英国出身の映像作家のブレンダン・ホール氏には「今回、非常に個性的なメンバーが集まってますので、彼がそれぞれをどうやって深堀りしていくのか、注目に値する」と映像記録としての手腕に期待。インド出身の俳優デヴ・ジョシーは22歳だといい「月までたどり着いたあかつきには、おそらく世界的最年少渡航者ということになって、世界的にも一気に有名になるんじゃないかな。人一倍熱い気持ちを持った男です」とした。

 バックアップメンバーとして、日本人ダンサー・Miyuと、米国のスノーボーダーのケイトリン・ファリントンを選出。Miyuについて、前澤氏は「数々の賞を獲られたり、世界的にも評価され始めている、グローバルに活躍するダンサー」として紹介。Miyuも「大きな夢が叶うのがとても楽しみ」と期待に胸をふくらませた。

 前澤氏は「素敵なクルーの皆さんと共に月に旅できることを嬉しく思います。宇宙空間の中で育まれるクルーの絆とクリエイションを地球まで大切に持ち帰りたいと思います」と熱い思いを語っていた。

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