ゴルゴ13作者さいとう・たかをさん、19日に納骨式 「生前からの遺志により近親者のみ」

[ 2022年9月20日 18:50 ]

さいとう・たかをさん
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 昨年9月24日にすい臓がんのため84歳で亡くなった世界を股に掛ける凄腕スナイパーを描いた「ゴルゴ13」で知られる漫画家さいとう・たかを(本名斉藤隆夫=さいとう・たかお)さんの納骨式が19日に行われたことを20日、さいとう・プロダクションのツイッターが報告した。

 さいとう・プロダクションはツイッターで「昨日9月19日故さいとう・たかをの納骨式を故人の生前からの遺志により近親者のみにて執り行わせ頂きました事を謹んでご報告させて頂きます」と報告した。

 「お近くにお越しの際にはお参りして頂ければ大変嬉しく思います」とし「皆様のご健勝をご祈年して納骨の報告とさせて頂きます」と記した。墓所については「墓所 梅窓院 東京都港区南青山2丁目26-38」と伝えた。

 ◇さいとう・たかを(本名斉藤隆夫=さいとう・たかお)1936年(昭11)11月3日、和歌山県出身。中学卒業後に理髪店を継いだが、55年に「空気男爵」でデビュー。大阪の貸本漫画界の衰退もあり、57年末に上京。60年に「さいとう・プロダクション」を設立。同プロの作品を出版する「リイド社」を74年に立ち上げた。「ゴルゴ13」のほか、池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」などの漫画化も人気。76年小学館漫画賞、02年日本漫画家協会賞大賞を受賞、03年に紫綬褒章。

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