「ちむどんどん」善一が歌子&智の“邪魔”歌子、東京でも発熱…ついにレコードデビュー?砂川豆腐は健在

[ 2022年9月20日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第117話。智(前田公輝)は歌子(上白石萌歌)の手を取り…(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は20日、第117話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第117話は、1984年(昭和59年)春の連休。暢子(黒島)は和彦(宮沢氷魚)4歳の健彦(三田一颯)と沖縄・やんばるに里帰り。歌子(上白石萌歌)と智(前田公輝)との関係はもどかしく、進展していなかったが、2人で山に出掛けたことから思わぬ事態に…という展開。

 村の人たちが比嘉家に集まることに。智は共同売店に砂川豆腐のゆし豆腐を持ってくる。そして、暢子が食べたいという「オオタニワタリ」を取りに山へ。歌子も付いていった。

 歌子はレコードデビューの夢が叶うかもと打ち明ける。沖縄満福レコードの上原(諸喜田智也)から「民謡歌手として、レコードデビューしてみないね」と名刺を渡された。智が警戒すると、歌子は「うちはもう子どもじゃない。うちはいつまでも妹みたいな幼なじみであるわけよね」などと言い争いに。智は足を滑らした。

 日が暮れ、足を負傷した智は歌子と小屋へ避難。歌子は暢子の店が多忙な時に熱を出して辞め、迷惑を掛けたなどと自虐。レコード以外はあきらめているという歌子に、智は「あきらめるな。歌子は幸せになれる。両方つかめばいいさ。夢も結婚も。もっと欲張りになれ。(しょっちゅう熱を出す女を、お嫁さんにもらってくれる人なんか)いる!オレが幸せになるには、好きな人と結婚しないと…。ずっと言えなかった。オレは…」。小屋の明かりが消え、2人は近づく。智が歌子の両手を取り、キスをしようとすると、2人を捜索していた善一(山路和弘)が「いたぞ!和彦くん!」と懐中電灯を照らして入ってくる。

 歌子と智は別々に出て行ってしまい、善一は「オレは少し、山で反省してから帰る」。お互いの気持ちが通じ合う絶好の機会を失った歌子と智。2人の“永い春”の行方は――。

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