藤井隆 歌手デビュー時の戸惑い吐露 「歌うのは好きではなかった」もスタッフからの注意で心境に変化

[ 2022年9月20日 17:45 ]

藤井隆
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 お笑いタレントで歌手の藤井隆(50)が19日、テレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(月曜後11・45)にVTR出演。歌手デビュー活動への本音を明かした。

 番組はこの日「90年代~芸人ヒットソングの歴史SP」として放送。番組初のヒット曲やその歴史と背景を深掘りする中、2000年に発売し、大ヒットした藤井の「ナンダカンダ」でCDデビュー。大ヒットし、その年、紅白歌合戦にも初出場している。

 ミュージックビデオ(MV)では激しくダンスしながら歌う姿も印象的だが、歌手デビューが決まった時の心境について、藤井は「自分で歌ったりするのはそんなに好きではなかったので、実際に“やるよ”って言われた時に、(周りが)もっと大喜びすると思ってたかもしれないんですけど、全然“嫌です!”みたいな感じになっちゃったので、その場は静まり返ったのを覚えています」と回顧。「(歌は)ノウハウがわからなかったので、“新番組が始まります”だったら、それまでの経験を活かすことができると思うけど、歌を出すって全然違うことなので、どうしていいかわからなかった」と明かし、「戸惑っていた」と素直な思いを吐露した。

 それでも、音楽業界のプロとの仕事の中で心境にも変化。MV撮影で「マイク持たずにカメラを見て笑いながら歌って」と言われるもできず「結局、1ミリも使われてない」そうで「本当に笑えなかったです」と藤井。「その時に、あるカメラマンの方に言われた言葉はいまだにベースに残っていて、“君の感情は知らない。そこはどこかに置いてきてください。カメラの前に立っているのに、照れるとか、やめてもらっていいですか?”って。プロ失格ってことですよね」としみじみ。「それを本当に注意していただいて、その時に答えは出せてなかったかもしれないけど、そのあとからは自分の中でプロ意識みたいのがきっと生まれたと思うし、毎回、100点はできてないかもしれないけど、100点は目指そうと思うようになった」と明かした。

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2022年9月20日のニュース