鈴木紗理奈「めちゃくちゃ腹立ちます」カラオケパブ経営女性殺害した常連客が裁判で「死刑」要望発言に怒り

[ 2022年9月20日 16:23 ]

鈴木紗理奈
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 タレントの鈴木紗理奈(45)が20日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。大阪市北区のカラオケパブ「ごまちゃん」で2021年、経営者の稲田真優子さん=当時(25)=を殺害したとして、殺人罪に問われた無職宮本浩志被告(57)の裁判員裁判について言及した。

 宮本被告(57)は16日に大阪地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で「死刑をお願いします」と述べ、起訴内容の認否について黙秘。裁判官からの質問にも「私に関してどなたの質問にも答えるつもりはない」と発言した。

 検察側は、被告は自身の好意が満たされないことから抵抗する稲田さんの顔面を多数回殴り、胸を刃物で突き刺すなど「執拗で残忍極まりない犯行だ」と指摘。スマートフォンの解析記録などから被告が事件の約半年前から毎日、LINE(ライン)で連絡するなど、稲田さんに執着していた様子を明らかにした。一方、弁護側は「犯人性を争う」と主張している。

 起訴状によると、21年6月11日午後9時半ごろから10時ごろ、店内で稲田さんの首や胸を多数回刃物で刺すなどして失血死させたとしている。

 宮本被告の法廷での発言や態度が番組内で取り上げられると、鈴木は「腹立ちますよね。“死刑にしてください”っておっしゃってるみたいですけど、死刑って執行されるまで自分がどういう罪を犯したか真摯に向き合って、そこで命の大切さとかを悔いて悔いて、死を考えたりする極刑が死刑なんですよ」と指摘。「それを自分の名前すらまったく向き合う気が無いのに“死刑にしてください”ってそんな覚悟もできてない」と被告が起訴内容だけでなく人定質問にも答えなかったことから怒りをあらわにした。

 さらに、被害者の稲田さんへの「ラインも一方的」とし「相手の気持ちを知るよりも自分の気持ちをぶつけるっていうこの人の人となりがここにも出てて、何も現実と向き合ってない」ときっぱり。「でも死刑とか言っちゃう。めちゃくちゃ腹立ちます。生ぬるい」と糾弾した。

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2022年9月20日のニュース