東ちづる 「世界脳性まひの日」に思い 目指すのは「まぜこぜの世界」

[ 2022年9月20日 18:16 ]

「世界脳性まひの日~Warm Green Day~」の記者会見に登場した東ちづる
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 女優の東ちづる(62)が20日、都内で行われた「世界脳性まひの日~Warm Green Day~」の記者会見に出席した。

 世界各国の脳性まひ支援コミュニティーでは、毎年10月6日を「世界脳性まひの日」とし、さまざまなキャンペーンが行われている。一方、日本国内ではあまり知られておらず、東が代表を務める「一般社団法人Get in touch」は「Warm Green Day」として、この日にイベントやSNSでのキャンペーンを行うという。東は「目指すのは誰も排除しない、まぜこぜの社会。脳性まひも含めて多様性であることを伝えて行きたい。当日はテーマカラーの緑の洋服を着たりして、SNSで発信してください!」と呼び掛けた。

 同法人は2011年に活動をスタートし、12年に法人化。これまで、毎年4月2日の「世界自閉症の日」を「Warm Blue Day」とするなどして活動を続けてきた。設立者である東は「芸能界ももっと、まぜこぜになればいいな、と思います」と話す。障がいをテーマにした作品でも「健常の方が演じる事が多い」とし、「それが悪いことではありませんが、もっとバラエティーに富んでもいいのではないでしょうか」と語っていた。

 会見には元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長北沢豪さん(54)、マラソン五輪女子で92年バルセロナ銀、96年アトランタ銅を獲得し、スペシャルオリンピックス日本理事長の有森裕子さん(55)、福祉番組のご意見番で社会福祉士の玉木幸則さん(54)が登壇した。

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