中山秀征 「まさか同じ道を」大学まで野球一筋の長男が衝撃の俳優デビュー アドバイスに黒柳徹子も共感

[ 2022年9月20日 14:12 ]

タレントの中山秀征
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 タレントの中山秀征(55)が20日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。4人の子供の近況について語った。

 妻で宝塚元トップ娘役・白城あやかとの間に生まれた子供達は、長男が23歳、次男が19歳、三男が高2、四男が高1という4人兄弟。三男と四男が今春イギリスへ留学するなど様々な変化を迎える中、長男の翔貴は4月にドラマで俳優デビュー。両親と同じく芸能の道を進んだ。

 「おかげさまで…まさか同じ道をと。あまり考えてはなかったんですけどね」と中山自身も驚いたという。「一番家内に似てますかね」という翔貴は「大学まで野球をやっていて、思いはあっただろうとは思うんですけど、口にはしなくて。大学卒業前くらいにこの方向で行きたいとそんなことを言い出しまして」と振り返った。

 中山自身、子供に芸能界入りを勧めたことはないという。「僕らの世界って、徹子さん、やっぱりやったらどうだってなかなか言えないですよね」と司会の黒柳徹子に語り掛けると、黒柳も「言えない」と共感。「やりたいっていうのを辞めろとは言えない。でもやっぱり保障がないじゃないですか。やりたいっていうのは構わないけど、自分で責任とれるような覚悟がないとできない仕事であって、覚悟が必要だよっていうことは言いました」と回想した。

 翔貴の出演作も観たといい「見させてもらいましたけど、照れ臭い」と苦笑。それでも「僕が初めてテレビに出た時、家族で見たんですよね。14歳だったんですけど、両親と見まして。今回のデビュー作も家族でたまたま見る機会がありまして、当時の自分をちょっと思い出すような感じでしたかね。あと、気持ちがわかるんですよね。あーせいこーせいとは言わないけど、一番最初に思うのは、自分が思ってるように動けてないとか声が違うとか。この世界にいる人みんな思うと思うんですけれど」と語り、これには黒柳も「私もこんな声じゃない!って泣いたわよ。こんな変な声じゃない!NHKの機械が壊れてるって泣いた」と自らの体験談を交えてうなずいた。

 「なので、声とか動きがちょっと違うと思ってない?って言いましたね。それが違和感なくできるようになった時が役者としても自然ってことだよねと。自然が一番難しい。自分が映像に映ってる時としゃべってる時が同じに見えるようになるまでは時間がかかりますよね。そんな話はしました。でも逆に見ていて緊張しました」と父親の顔をのぞかせた。

 さらに「長男は大学まで野球やったけど、どこかに芸能っていうのはあったみたいで。家内はエリザベート何周年の節目でガラコンサートに出たりしてましたので、そこでスポットライトを浴びている母親を見て、ああいうステージに立ってみたいと思ったようで。俺(の後ろ姿を見てということ)じゃなかったみたいですね」と苦笑しながらも「何が刺激になって目覚めるかはわからないですね」としみじみ語った。

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