三屋裕子さん「感染するのって防げない」急拡大のコロナ第7波「考え方を変えて」医療ひっ迫招かない準備を

[ 2022年7月31日 20:25 ]

日本バスケットボール協会の三屋裕子会長
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 1984年ロサンゼルス五輪バレーボール日本代表で日本バスケットボール協会会長の三屋裕子さん(64)が31日、日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」(日曜後6・00)に出演。新型コロナウイルスの「第7波」の急拡大が進む現状に「もう感染することは防げない」と考え方を変えたと語った。

 子供や学生にとって新型コロナ「第7波」による感染拡大が進む中で迎えた夏休み。31日は東京で3万1541人の新規感染者が報告された。同番組の取材で「周りに凄く感染者や濃厚接触者が増えてきている」「今までと違って身近に感染者が増えた」「発熱外来に母が95回電話してやっとつながった」「7月上旬は学級閉鎖も多かった」など学生や20代会社員の声が紹介された。

 街の声、特に若い世代の意見を聞いた三屋さんは「風邪やインフルエンザのように飲めば大丈夫っていう薬が今のところないじゃないですか。だとしたら、ここまで広がってきたら感染するのって防げないっていうふうに私は今、考え方を変えて」と自身の新型コロナウイルスに対する考え方の変化を語った。

 キャスターを務める桝太一アナウンサー(40)も「ある程度は(感染してしまう)覚悟はする」といった考え方にうなずくと、三屋さんは続けて「その時に医療のひっ迫を招かないように、今解熱剤が不足している状況かもしれませんが、解熱剤を用意して、パルキシオメーター(皮膚を通して動脈血酸素飽和度と脈拍数を測定するための装置)も用意して、それらを枕元に置いて、一応そういう準備はしています」と、これまでの2年で蓄積してきた対コロナの知識を生かして、一人一人ができることをしていくしかない、と3年目で“ウィズコロナ時代”を迎えた現状に対して持論を述べた。

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2022年7月31日のニュース