安藤優子氏 コロナ感染症法上の引き下げ議論は「早くやったほうが現実的」 大阪の行動制限にも持論展開

[ 2022年7月31日 11:43 ]

キャスターでジャーナリストの安藤優子氏
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 キャスターでジャーナリストの安藤優子氏(63)が31日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にコメンテーターとして出演。感染が拡大している新型コロナウイルスについて、感染症法上の扱いを現在の2類相当から5類に引き下げる議論をすることが「現実的なんじゃないか」との見解を示した。

 28日の東京では過去最高の4万406人の感染者数を記録。27日に世界保健機関(WHO)が公表した新型コロナウイルス感染状況に関する週次報告で、日本が約96万9000人で世界最多だった。

 安藤氏は「コロナというものの、6波の時と7波では感じ方がちょっと変化してきているような気がするんです。例えば重症化する方が少ないとか、亡くなる方が少ないとか、ある意味、コロナ慣れかもしれないけど、このウイルスとの向き合いみたいなものが6波の時と今では違ってきている。そこを現実的に対応したほうが私はいいと思います」と私見を述べた。感染症法上の扱いについても現在の2類相当から5類に引き下げる議論についても言及し、「もう2類でもって、コロナを対処するのと、コロナウイルスがもたらす症状が現実問題として合致していない。私は5類相当という議論をもう遅いけど、早くやったほうが現実的なんじゃないかと思っています」と議論を進めたほうがいいとの認識を示した。

 さらに、大阪府の高齢者への行動制限についても「飲食をしばれないので、そうすると補償とか出さないといけない。だから、反対に行く側を抑えて、補償を出さないっていう、作戦かなとちょっと思う」と持論を展開。「今、一番問題に感じているのは、6波の時にかかった人が後遺症に苦しんでいるという、側面がある。基礎疾患を持っている人の後遺症って、いろいろなところをグルグル回されて、後遺症外来にたどり着くんだけど、後遺症外来でも手探り、分からない。っていう人が私の周りには2人はいるんですよ。そういうのって遅れてやってくるんだから、そういうところも見落としちゃダメだなと」と話した。

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2022年7月31日のニュース