郷ひろみ 母・輝代さんの手紙に涙 「あの一撃」がなかったらデビューはなかったと語る

[ 2022年7月31日 23:16 ]

郷ひろみ
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 歌手の郷ひろみ(66)が31日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。母・輝代さんに感謝した。

 郷は「父親は教育に関して何も言わなかったですね。ただ母親はとにかく厳しかったです」と語り、その例として「横断歩道をポケットに手を突っ込みながら歩いていると『小走りにしなさい』」と言われたことを挙げた。その理由を「あんたみたいな子どもがポケットに手を突っ込んで歩いているのを見たら、ドライバーの人が嫌な思いをするから走りなさい」と言われたと説明し「いまだにその教えを貫いて、青でも走っていますからね」と笑い、ほかにも「自分で物を考えるということを、まず教えられた」と語った。

 デビューのきっかけになったのは、15歳の時の時の映画のオーディション。近所の人が郷の写真を持っていて応募したことだった。だが、オーディション会場に行くときに「やっぱり僕行きたくないんだけど」と郷が言ったときに、いきなり頬を平手打ちされ「あんたは九州男児なんだよ。男っていうのは、一回言ったら最後までやるのが男なんだよ」と言われたという。オーディションは合格とはならなかったが、その会場にジャニー喜多川氏がいて、声を掛けられてジャニーズ事務所入りすることになった。郷は「あの一撃…母親から叩かれたっていうのがなかったら、行かなかった可能性もあります」と語った。

 番組で、輝代さんからの「お母さんは永遠に裕美の味方です」などという手紙が読まれるのを聞いた郷は涙ぐみ「今日、僕が存在しているのは母親の力が大きいと思いますよ。いつも母親が『実るほど頭を稲穂のように垂れなさい。周りの人に必ず感謝しなきゃいけないよ』っていうことは言われていましたね。頑張れる意識がなくならない限りは、ずっと歌っていたいと思います」と、母に感謝しながら語っていた。

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